加藤一の新規事業とそれ以外のこと

加藤一がつれづれなるままに書き綴ります。Web系ベンチャー視点で書くことが多いです。

コインチェック社の件について

いろいろ言われていますが、不確定なことも多いので断定は避けたいです。 

 

ただい言たいことは一つあって、大手企業によるコインチェック社の救済合併というプランには異を唱えたいです。 

理由はきわめて簡単です。 

日本国内で金融系の仕事をする点において、金融庁というものは神同然の権力を有します。 

これはメガバンク相手であっても変わりません。 

その金融庁が、コインチェック社に対して相応の注目をしている、という点です。 

もし金融庁が厳しい裁定をした場合、今後コインチェック社が現在有している業務に重大な影響を与えます。具体的にいうと現在できている業務すらできなくなるかもしれません。 

そんな厄ネタになるかもしれない話に、100億単位のカネを入れてまで大手企業が乗る理由があるでしょうか? 

自己資金で600億近くのカネを保証できないという点はもはや明らかです。 

そんな会社を買う理由があるか???と考えれば、「決断は金融庁の判断待ち」になることは自明です。 

みなさま。 

どうかもう少し落ち着いてください。